自信がない人に読んでほしい本【自分に自信がない人に必要な考え方】

働き方

自信がある人が羨ましかった

みなさんは自分に自信はありますか?

僕は昔から自信があるタイプではありませんでした。

子どもの頃は色々挑戦したりもしました。
例えば、習い事では水泳やサッカーをやっていましたし、小学校では野球部に入ったり、色々な委員会活動や学級委員をやったりもしました。

ただ、それは自信があったわけではなく、怖いもの知らずでやっていたのが大きいと思います。
怖いもの知らずというのは今と比べてというだけで、当時も学級委員に立候補するのには葛藤があって勇気を振り絞っていたり、習い事や部活ではコーチに怒られるのが怖くて辞めたくなったりしていました。

もともと自信があるタイプではなかった僕はだんだん失敗や人の評価を気にするようになりました。
自分よりできる人と自分を比べてしまったり、中学校になってから新しいクラスでの人間関係に馴染めず、自信を失っていきました。

僕は自信がある人が羨ましかった。失敗しても切り替えられて、人の評価を気にせず、自分をしっかり持っている人が羨ましかったです。

だからこそ、自信をつけるためには何か特別な能力や実績が必要なのだと思っていました。

そして、社会人になってからその考えはさらに強くなっていきます。

社会人になってからさらに自信を失った

社会人になるとさらに自信を失っていきました。

営業職になってから特にそう感じるようになりました。

なぜなら内勤のときと違い、営業職では個人成績が出るからです。

明確に数字で評価されるのです。数字ができていないと会議での風当たりも強くなりますし、常に「数字ができていない」という状況を意識することになり、気が休まりません。

営業職が向いていないことは自覚していますが、そこは仕事ですから自分なりに頑張って働いてはいます。

だからこそ、結果が出ないと落ち込みます。

定期的に実績表が開示されます。そこには他の営業の実績も載っています。どうしても他の優秀な同僚と比較してしまう自分がいるのです。

他の人はできているのに自分はできていないという現実が僕の自信をさらに奪っていったのです。

自信がない理由は能力不足だと思っていた

先輩や上司からもっと自信を持てと言われたことも何度もあります。

でも、僕はできてないのにどうやって自信を持つんだよと内心思っていました。

営業に向いている人は、初めから多くの人に積極的に提案できるから結果を出しやすいのだと思っていました。

それはある意味根拠のない自信と失敗を恐れない強い気持ちがあるからできることであり、僕にはそんなことはできないと思っていました。

僕は経験も知識も少ないなかで堂々と話すことができませんでした。また、営業を断られたり、嫌な顔をされると精神的に苦しくなりました。

人見知りで失敗を恐れる僕は営業に必要な能力が不足しているから、自信が持てないのだと思っていました。

『嫌われる勇気』で考え方が変わった

そんななかで読んだのが嫌われる勇気です。
この本は心理学の三大巨頭と称されるアルフレッド•アドラーの思想であるアドラー心理学を物語形式でまとめた一冊です。

この本では劣等感は主観的な思い込みであると書かれています。

例えば、身長が高い人には見栄えが良いという印象がある一方で、威圧感を与えてしまうこともあります。逆に小柄な人は親しみやすい印象を与えやすいとも言えます。

つまり、一見短所に見えることも長所になり得る。長所か短所かを決めるのは、自分自身だったのです。これが主観的な思い込みの正体でした。

僕はこれを読んでまさに自分自身にも当てはまるなと感じました。

人見知りであることも言い換えれば、相手をよく見て話すことができるとも言えます。
また、営業を断られたり、嫌な顔をされると苦しくなるのも言い換えれば、不快な思いをさせたくないという相手を思いやる気持ちがあるとも言えます。

僕自身が自分の性質をどう捉えるかで、長所にも短所にもなることに、この本を読んで気づきました。

自信とは「他人から認められること」ではない

もうひとつ、この本を読んで印象に残ったことがあります。

それは劣等感を言い訳に使いはじめる劣等コンプレックスという状態についてです。
例えば、自分は学歴が低いから成功できないというように本来はなんの因果関係がないのにあたかも重大な因果関係があるかのように考え、自分を納得させてしまうことです。

本来、劣等感自体は悪いものではなく努力や成長を促すきっかけにもなりうるものです。学歴が低いなら他人よりも努力しようと決心するなら望ましいことです。

ではなぜできないことを言い訳に諦めてしまう劣等コンプレックスという状態に陥るのか?

この本では、その理由は「一歩踏み出すのが怖いから」だと述べられています。
また、現実的な努力をしたくないことや、遊びや趣味の時間を犠牲にしてまで変わりたくない気持ちも理由の一つだといいます。

劣等コンプレックスの状態にある人はライフスタイルを変える勇気を持ち合わせておらず、つまり多少の不満や不自由があっても今のままでいた方が楽だと自分自身で選択してしまっているのです。

これは僕自身にも当てはまると感じました。

正直、僕は営業に向いてないから数字ができなくても仕方がないと思ってしまっている部分もありました。

向いてないと思い込んでいるから、自信を持てずにいた。

でも、数字ができているかできていないかは関係なく、自信がないという選択をしているのは僕自身ではないかとこの本を読んで気づきました。

今でも自信は十分にあるわけではない

劣等感や自信が持てないことは自分自身の選択によるものであったことがこの本を読んでわかりました。
でも正直なところそれがわかったところですぐに自分を変えられるわけではないと思います。自分を変えるというのは言うのは簡単ですが、実際にやるのは難しい。

でも、劣等感や自信が持てないことの理由がどうやってもコントロールできないわけではなく、自分自身の勇気次第だったと気づくだけでも、少し世界が開けた気がしませんか?

今でも自信は十分にあるわけではありません。

僕の仕事の話だと自分を変えればもっと営業ができるようになるんだろうとは思いましたが、そこまでしてこの会社に尽くせるかと言われると心情的に難しいという気持ちもありますし。
だからこそ、仕事が嫌なわけではなく会社が嫌だったことに気づけました。

これからも今の仕事について悩むこともあると思います。
でも、僕はこのブログという一歩を踏み出しました。手探りでうまくいくだろうかという不安もあります。

それでも一歩踏み出せたのは、この本で「劣等感や自信は自分自身で作り出すものだ」と学んだからです。

まとめ

自信は実績だけで作られているものではありません。

劣等感で苦しんでいる人も見方を変えてほしい。

自信や劣等感は、自分自身の捉え方次第で変わるものだと思います。

他人の評価はコントロールすることはできません。
だからこそ自分自身のやるべきことに集中することが大事です。

偉そうなことを言っている僕自身、また仕事で詰められたら落ち込むし、悩むときもあると思います。だからこの記事は自分自身に向けたものでもあります。自信を失ったとき、劣等感に苛まれたとき、何度でもここに戻ってこようと思っています。

自信がない人ほど『嫌われる勇気』は一度読んでみてほしいです。僕自身、この本のおかげで自信や劣等感との向き合い方が少し変わりました。

同じように自信が持てず悩んでいる人にとって、この本が何かを考えるきっかけになれば嬉しいです。

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